小学部 (3年生〜6年生)                        

◆ 指導方針

 明るく楽しい授業を目指しています。その中で,自分で解く楽しさを体験してください。計算はできるが応用問題はだめという小学生がたくさんいます。その子達はきっと潜在的な力は持っているのでしょう。しかし,正解さえすれば良い・・・という考えでやってきたので,計算だけは強いとなってしまうのではないでしょうか。
 原因に小学生への指導の仕方があります。 小学校や・一般の塾では解法を覚えさせて解かせる指導が多く見かけられます。しかし,小学生にとって大切な事は考える力を養うことです。だから,小学生が自分流の方法で見つけた解法を否定しません。答があったのが,ただの偶然か,それともしっかりとした根拠があるのか。それを見させていただきます。そして論理的に正しく導けた解法には「よく考えついたね」と褒めてあげます。「自分で考えて解法を見つける・・それはとてもすごいことだよ。」と伝えたいのです。
 学生時代に覚えたことの多くは中学になると忘れています。しかし身に付いた能力はおちません。 小学生には1つのテーマをじっくり学習する時間があります。だから,理解する力を養う・・・そこに時間をかけています。

◆授業システム

 月曜〜土曜 の間に自由選択枠があります。そこから自分の都合に合わせて授業枠を選んで下さい。週2回が標準ですが,1回,3回以上も可能です。
 授業は個別対応になります。基本的に標準的な進路に合わせますが,余裕のある子はどんどん上を目指して進んでいただきます。
 授業は算数+希望科目です。基本は算数と国語になりますが,個々の事情に合わせて柔軟に対応します。

 
@ 算数 
  基本的には教科書のワーク,もしくは標準レベルのテキスト(ワークより少し難しくなります。)を使います。その中で,必要な演習を差し込んでいきます。
  小学生にとって大切な事は,「この問題はAをBで割れば解ける」・・ではなく,「どうすれば解けるかな・・・割るのかな,かけるのかな,・・・考えてみようね」,そして簡単な例を示して割るのかかけるのか,それをできるだけその子自身に見つけ出してもらう努力をします。
  中学になると,その考え方の差は実力の差としてはっきりでてきます。それを嫌と言うほど経験しているから,考えて分かる力を身に付けてほしいと願っています。

 
A 国語
  記述中心のテキスト(標準)もしくは論理的思考中心のテキストを使います。 記述中心のテキストは,設問に対して自分の文章で答えなければなりません。大人にとってもちょっと厄介なテキストです。これは記述を大切にする新しい入試に向けた準備になります。 算数は得意だけれど,文字を読むのが嫌い・・という人には論理的思考中心のテキストを使っています。国語の指導者として有名な出口氏が小学生用に力を注いで作ったテキストです。文の構造から入り,主題の捉え方に至るまで,論理的にひもとくテキストです。

 
B 他の教科
 小学生の授業は個別対応なので,英語,理科に加えてプログラミング等も指導しています。 希望する人は自由に申し出て下さい。
 
  

◆ 授業システム(2024年)

 集団一斉授業と個別対応の組み合わせた集団・個別ハイブリッドシステムにしています。また,数学・理科の図解説明,英語・国語の文章読解の解説などに大型モニターを利用し,黒板だけでは決してできない指導をしています。

 中1・中2 
 週2回(1回70分)の集団授業と週2回(1回70分)の個別対応になります。集団授業は曜日と時間が決まっていますが,個別対応は「自由選択枠」から個々の事情に合わせて選択できます。指導教科は通常数学・英語・理科ですが必要に応じて他の教科も指導しています。

 
中3
 集団授業を週2回(1回150分)と個別対応週1回(70分)を組み合わせます。 集団授業で説明しり,みんなで一緒に解いた問題を個別対応で演習します。このシステムにより個々の能力に合わせたきめ 細かい指導ができるようになりました。 個別対応の演習は追加可能です。
中3生では数学・英語・理科に加えて国語・社会も授業に組み込みます。

◆ 教科指導

 数学
 指導システムに合わせて作成したテキストを使用します。集団授業で扱う問題, 個別の演習で解くべき問題(2段構成),応用力をつける問題,未知に挑戦する発展問題と,5段階の構成の塾のオリジナル教材です。また補助として塾用業者テキストを併用します。
 図形の説明では大型モニターによる図解を利用,塾独自のコンテンツを利用して分かりやすく指導します。
 まずはみんなで一緒に考え(モニターでのヒントを参考に),解いていく。その後演習問題を個々に解きます。演習は必修問題(基本の整理),努力問題(ここまではやっておこう),応用(余裕のある人はがんばってトライ,応用力をIにつけましょう),挑戦(発展)(この時点ではまだ難しいかもしれないけれど,数学の本当の力をつけるため,数学を楽しむためにトライしてください)
と各自の能力に応じた学習ができます。

 英語
 通常,教科書に合わせたワークで学習します。中3の講習では,主に塾のオリジナルの教材を使います。 関係代名詞の説明などの複雑な文法についてはモニター専用のコンテンツを作り利用することで黒板ではできない指導をしています。
 他に,単語や基本フレーズを繰り返し学習するために,「覚え太郎」という塾オリジナルのアプリケーションを使えます。パソコンになれた人は是非利用して下さい。(自分で問題を作成することもできます。)

 
他の教科
 集団授業では数学・英語・理科の3教科中心ですが,個別の演習では国語,社会も扱います。
定期考査対策では,副教科の教材も配布できるので利用して下さい。

中学部

塾のシステム

小学部   中学部   個別教室と高校部
  

個別教室と高校部

◆ 高校生
  自由選択枠を利用してください。学習内容に関しては個別に対応します。また,自習利用ができます。相談して下さい。

◆ 個別教室  (個人ブースにはなっていません)
 個別に対応する教室です。 自由選択枠(時間割参照から希望枠を選んで下さい。人数は枠によって変わります。1:1になる枠もあれば1:6になる枠もあるので,自分にあった枠を選んで下さい。 個別対応なので,学習課目や内容は自由に設定できます。相談して下さい。